- 2026年5月4日
【交通事故】春の行楽シーズンに潜むリスク。交通外傷から「命」を守るために│津かわもと救急・内科クリニック

皆様、こんにちは。津かわもと救急・内科クリニックです。
爽やかな風が吹き抜け、お出かけには最高の季節となりました。現在、日本はゴールデンウィークの真っ只中ですが、この時期にぜひ皆様に知っておいていただきたい「データ」があります。
統計が示す「春に外傷が増える」という事実
日本全国の18年間にわたる外傷データを分析した研究(JTDBデータバンク)によると、日本の外傷発生数は、私たちのライフサイクルと密接に関係していることが分かっています。(Scientific Reports volume 15, Article number: 44106 (2025))
特にゴールデンウィーク(4月29日〜5月5日)は、年間を通じても外傷患者が急増するピークの一つです。
- 慣れない道での運転
- 長期休暇による交通量の増加
- 年度初めの緊張が解けることによる注意力の低下
こうした要因が重なり、春から初夏にかけては交通事故による怪我のリスクが非常に高まります。
「交通事故」に遭ってしまったら、どこへ行くべきか?
もし、不幸にも交通事故に遭ってしまった際、多くの方は「骨折=整形外科」というイメージを持たれるかもしれません。もちろん、手足の骨折であれば整形外科の先生が専門です。私も毎日整形外科の先生方に助けていただいています。
しかし、交通事故は身体に非常に大きなエネルギーが加わる「高エネルギー外傷」です。目に見える怪我(骨折や擦り傷)以上に注意しなければならないのが、体の中の損傷です。
当院が対応する「重症外傷」の守備範囲
当院は「救急科」の専門性を活かし、交通事故による外傷に幅広く対応しています。特に以下のような場合は、迷わず当院へご相談、または受診してください。
- 頭部外傷(頭を打った、意識がぼーっとする)
- 胸部外傷(胸を強く打った、息苦しい、胸が痛い)
- 腹部外傷(お腹を強く打った、腹痛がある)
これらは外見からでは判断が難しく、内臓出血や脳の損傷など、刻一刻を争う事態が隠れていることがあります。
「手足の骨折だけなら整形外科へ。でも、お腹や胸、頭にも衝撃を受けたかもしれないなら当院へ。日本では双方のクリニックが連携しています。」
当院では、集中治療や救急医療の現場で培った経験に基づき、全身の状態を迅速かつ的確に評価いたします。
最後に
せっかくの休日が悲しい思い出にならないよう、安全運転を心がけてください。しかし、もしもの時には「救急の専門家」が津市にいることを思い出していただければ幸いです。
皆様の安全と健康を、スタッフ一同心より願っております。