• 2026年10月1日
  • 2026年9月19日

動悸とは?原因や考えられる病気・検査・受診の目安を解説

胸の鼓動をいつもより強く感じたり、突然心臓が速く打ったりすると、不安になることがあります。短時間で治まると様子を見てしまいがちですが、自覚症状の強さだけでは原因を判断できません。普段と違う感覚が繰り返される場合は、症状の経過を確認しておくことが大切です。

身体の変化には、疲労や緊張による一時的なものから、治療が必要な病気までさまざまな背景があります。ここでは、動悸が起こる原因や考えられる病気、検査、受診の目安について解説します。

動悸とは

動悸とは、普段は意識しない心臓の拍動を強く感じる状態です。「胸がドキドキする」「脈が速い」「脈が飛ぶ」「鼓動が大きく響く」など、感じ方には個人差があります。胸だけでなく、首や喉のあたりで脈を強く感じる方もいます。

心臓は電気信号によって一定のリズムで動いています。このリズムに変化が起こると、脈が速くなったり不規則になったりします。ただし、動悸があるからといって、すべてが心臓の病気によるものではありません。症状が起きた場面や続いた時間も原因を考える手がかりになります。

動悸が起こる主な原因

動悸は、運動したときや緊張したとき、強いストレスを感じたときなどにも起こります。こうした場面では交感神経が活発になり、心拍数が上がるためです。睡眠不足や疲労が続いているとき、コーヒーやエナジードリンクを多く飲んだとき、飲酒や喫煙のあとに感じることもあります。

一方で、不整脈や心不全などの心臓病、貧血、甲状腺機能亢進症、発熱、脱水などが原因となる場合もあります。服用している薬の影響で脈が速くなるケースもあります。動悸の原因は心臓だけとは限らないため、症状が続くときは全身の状態を確認することが大切です。

動悸の原因となる心臓の病気

心臓に関係する原因の中で多いのが不整脈です。不整脈では、脈が速くなったり遅くなったり、リズムが不規則になったりします。期外収縮では「脈が飛ぶ」「ドクンと強く打つ」と感じることがあり、心房細動では脈の乱れや動悸、息切れ、疲れやすさなどが現れることがあります。症状が短時間で治まる不整脈もあるため、発作時の状態を記録しておくと診断に役立ちます。

不整脈の背景には、加齢や体質のほか、高血圧、心筋症、心臓弁膜症、心不全などが関係している場合があります。特に動悸を繰り返しているときは、脈の乱れだけでなく背景にある病気も調べる必要があります。心臓病の治療歴がある方は、以前と違う動悸が出た場合にも注意が必要です。

心臓以外でも動悸は起こる

貧血も動悸を起こす原因の1つです。血液が運べる酸素の量が少なくなると、身体へ必要な酸素を届けるために心臓がより多く血液を送り出そうとします。その結果、動悸や息切れが起こりやすくなります。疲れやすさ、立ちくらみなどを伴うこともあります。

甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンが増えることで心拍数が上がりやすくなります。動悸のほか、汗をかきやすい、手が震える、体重が減るといった症状がみられることがあります。発熱や脱水、呼吸器疾患、強い不安や緊張なども動悸につながるため、ほかの症状も含めて確認することが大切です。

高血圧などの慢性疾患との関係

高血圧があるからといって必ず動悸が出るわけではありません。ただし、高い血圧が長く続くと、心臓には少しずつ負担がかかります。その影響で心臓の働きや構造に変化が起こり、不整脈や心不全につながる場合があります。

糖尿病や脂質異常症、肥満なども、心臓や血管の病気と関係します。そのため、動悸の診察では、現在の症状だけでなく持病や健康診断の結果も確認します。当院では、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、呼吸器疾患、腎疾患などの慢性疾患について継続的な管理を行っています。

動悸があるときに行う検査

診察では、動悸がいつ起きたか、どのくらい続いたか、脈が規則的だったかなどを確認します。運動中や安静時、食後、就寝前など、症状が起きた場面も原因を探る手がかりになります。胸痛や息切れ、めまいなどを伴っていなかったかも大切な情報です。

検査では、まず心電図で心臓のリズムを確認します。ただし、診察時に症状が治まっていると異常が見つからないこともあります。その場合は、長時間にわたって記録ができるホルター心電図を行うことがあります。必要に応じて、血液検査で貧血や甲状腺機能などを調べたり、心エコー検査や胸部X線検査を行ったりします。

早めに受診したほうがよい動悸

動悸とともに強い胸の痛みや息苦しさ、冷や汗、強いめまい、失神などがある場合は注意が必要です。重い不整脈や心臓、血管の病気が隠れている可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。

また、緊急性の高い症状がなくても、動悸を何度も繰り返す、以前より頻度が増えた、長く続くようになった、軽い運動でも息切れを伴うといった場合は受診を検討します。症状が起きた時間や持続時間、そのときの状況を記録しておくと診察に役立ちます。

動悸が続くときは内科へ相談を

動悸には、疲労や緊張などによる一時的なものから、不整脈、貧血、甲状腺疾患などによるものまで幅広い原因があります。睡眠不足やカフェイン、飲酒など生活習慣が関係することもありますが、症状を繰り返す場合は自己判断だけで済ませないことが大切です。原因に応じた対応を行うためにも、一度身体の状態を確認することが重要です。

当院では、一般内科として高血圧や糖尿病、呼吸器疾患、腎疾患、脂質異常症、肥満などの診療を行い、健康診断で異常を指摘された方の相談にも対応しています。動悸が続く、脈の乱れが気になる、息切れなどを伴う場合は、身体全体の状態を確認しながら原因を調べていきます。気になる症状が続いている方は、早めにご相談ください。

動悸のご相談なら津かわもと救急・内科クリニック

一身田駅から徒歩5分の津かわもと救急・内科クリニックでは、「動悸」に関する診療を行っております。胸がドキドキする、脈が速い・乱れる、息切れを伴うなど、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。

<クリニック概要>

医院名:津かわもと救急・内科クリニック

住所:三重県津市大里窪田町字下沢2862-1

電話:059-253-2119

院長:川本 英嗣

URL:https://kawamoto-clinic.jp/

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